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Jan 25 2012
アメリカと中国の関係を「新冷戦」と捉える向きもあるがそれは違う。まだまだ双方がブロック化して軍事力で脅し合うという形ではない。挑戦者である中国は、アメリカに代わる秩序を提唱しているわけではないからライバルにはなれない。ただ現状のパワーバランスに不満があり、急速に蓄えられた力を劣等感から行使したいだけに過ぎない。また、アメリカは中国を「アメリカシステム(アメリカ主導の資本主義、自由主義秩序)」に取り込み大人しくさせたいのであって、中国の繁栄を潰したいわけではない。中国が発展するためには、まだまだ膨大な量の天然資源が必要である。南シナ海、東シナ海、アフリカなどで活発な進出を試みているのは、それが大きな理由である。中国はそうやって資源を奪おうとするのではなく市場で買うべきであった。中国の威圧的で稚拙な外交は、他国への警戒心を抱かせるのに十分だった。すでに中国のソフトな覇権戦略は失敗してしまったと言ってよいだろう。後は黙って大人しく既存の秩序に従い時期を待つか、それともやけくその軍事力行使によって覇権国家への妄想を追うかという選択に過ぎない。

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